そう、奴は突然やってきた。朝九時に羽田に。
※鬼長文です。おやつでも食べながら見てね。
その男の名は岩元眞一。
熊本の名店「和酒場 いやさか」店主にしてきき酒師。
元気丸だしなガキの頃からの盟友。
とにかくこだわりの強いこの男。やわなお酒はおかない。
そこに店の常連さんたちは惹かれるのであろう。
ていうか学生時分から色々こだわりが強かった。
ある意味何も変わっとらん。
そんな岩元くん、弾丸も弾丸、1泊2日、ていうか27時間のみ東京に滞在するスケジュールを組み、
酒の仕入れをこなし、夜はみんなで飲み、朝から酒蔵も見学し、観光もきっちりこなしたいと言う。
いや無理だろ、と言う俺に彼は言う。
「は?いけるど?」
俺の魂に火が付いたぜ。てことで27時間の模様をザザっとお伝えするぜ。この話はマジだ。
まず東京マラソンもあり、北品川の駅で合流。中目黒、赤坂の鈴木三河屋さんをめぐる。酒屋に開店待ち、オープンと同時にディープ酒トーク。いきなりついていけねえ。そしてこのナイススマイル。俺自身いきなりほしいお酒を見つけてしまう。

次にYAZAWAオフィシャルショップ、「DIAMOND MOON」へ。生粋の矢沢ファンの彼、
ここでも本領発揮。ちなみにここのパスタは絶品です。嗚呼、時間よ止まれ。まだこの時バリバリ元気。




そしてその足で東京タワーへ。俺高所恐怖症だからかたくなに上るのを拒否。

次は代官山の未来日本酒店さん。ここの店主さんも本気。二人がバチバチな酒トークを繰り広げる中、俺はノンキに店内でつまみを眺める。気が付けば1時間。岩元くん10杯は飲んだね日本酒。試飲のレベルじゃねえだろ。BARもやってて僕は別に日にゆっくり来ることを決意。ちなみに昼だぞまだ。

一度品川のホテルにチェックイン。若干の疲れを見せながらその後浅草へ。

浅草寺お参りからの伝法院通り、買い物からの酒屋さんへ。そこでもモアディープトーク。


この時点でマニアックな日本酒がすでに手元に10本以上。こりゃあお客さんも絶対喜ぶって。
まだまだ終わらないぜ。ここからスカイツリーへゴー。ソラマチタウンの中にある酒屋さんでこれまたがっつり仕入れた後、どうしても見たいっていうからスカイツリーの間近まで連れて行ったら、「男二人で来るところじゃねえ」と言い出す始末。おいおい、俺じゃ不服なのか?

さ、今日はもういいでしょう、てわけにもいかず、銀座へ。岩元が昔、福岡で修行していた「BAR VESPA」の銀座店へ。ここで私は眠気に襲われ車で小休憩。同じ釜の飯を食った仲間の方々と積もる話もたくさんあるよね。でも小一時間飲んできた彼、タフすぎんだろ。

で、最後は新宿でフラジール、麒麟のみんなと合流。終電までがっつり楽しく飲んだよ。みんな本当に集まってくれてありがとう!岩元も本当に喜んでました。だけど正直ちょっと何を話したか僕覚えてないよ!記憶があいまいなのです。

やっとこの日は終わり。
ではなかった。
翌5時半から神亀酒蔵さん見学。時計を見たら0時を回っている。
ん?2時間しか寝れねえ。アツい展開。
運転あるから飲んでいなかった俺はなんとか起きれましたが、岩元は白目剥いてます。それでも酒蔵につく頃には利き酒師の顔。やるじゃねえか。どういう肝臓してるんだ?




私も一緒にとても貴重な酒つくりの場の見学をさせていただきました。職人ってやっぱカッコいい。
一つ一つの工程が、美味しいお酒を生むのです。魂込めるって大事。酒も歌も。天下の神亀酒造さん。俺ただの酒好き。そう正直に伝えたら喜んでくれました。人の器が違う!そして帰りにとても貴重なお酒をもらう。図々しくも俺までもらう。社員の皆さんのおもてなし、本当に感謝です。

岩元のおかげで貴重な体験をさせてもらったあとは、俺の愛する場所、柴又へ。このころにはお互い疲れを通り越してナチュラルハイ。今年最初の寅さんに会いに行ってきました!しかしヤツもわかってる。寅さん好きに悪い奴はいねえ。おい、君ちなみに疲れすぎて昔の顔に戻っとるぞ。



帝釈天でお参りをし、草団子を食った僕らはこの旅最後の地、靖国神社へ。英霊にご挨拶。ここで昨日参加できなかった孫六が合流。これから飛行機に乗る男に島ラッキョウをプレゼント。さすがだ、半端ねえぜ。そしてこの身長差、これまた半端ねえぜ。


そして一件酒屋さんへ寄った後、そのまま羽田へ。2:55分、岩元は無事熊本へ帰りました。
一日でどれくらい動いたか、もはやわからないけれど、一つだけ言えることがある。それは「やり切った」という心からの謎の達成感。よくよく考えれば奴がもう一日多く滞在してればゆっくり周れたんだ。だのに27時間しか東京にいなかった。
なぜだ?
そしたら彼はこう言った。
「今日の夜には予約があるんだ。そのお客さんに新しい酒を飲ませたい。」

I LOVE YOU OK
それを言われちゃあ俺も本気になるぜ。その心意気、最高。お客さんの喜ぶ顔が目に浮かぶ。何故なら「和酒場 いやさか」は最高の店だから。そこには酒を愛する人たちが集まっているからだ。フラジールのポスターも貼ってます。
~fin~
PS.マジで死ぬけん次は2泊な!

※鬼長文です。おやつでも食べながら見てね。
その男の名は岩元眞一。
熊本の名店「和酒場 いやさか」店主にしてきき酒師。
元気丸だしなガキの頃からの盟友。
とにかくこだわりの強いこの男。やわなお酒はおかない。
そこに店の常連さんたちは惹かれるのであろう。
ていうか学生時分から色々こだわりが強かった。
ある意味何も変わっとらん。
そんな岩元くん、弾丸も弾丸、1泊2日、ていうか27時間のみ東京に滞在するスケジュールを組み、
酒の仕入れをこなし、夜はみんなで飲み、朝から酒蔵も見学し、観光もきっちりこなしたいと言う。
いや無理だろ、と言う俺に彼は言う。
「は?いけるど?」
俺の魂に火が付いたぜ。てことで27時間の模様をザザっとお伝えするぜ。この話はマジだ。
まず東京マラソンもあり、北品川の駅で合流。中目黒、赤坂の鈴木三河屋さんをめぐる。酒屋に開店待ち、オープンと同時にディープ酒トーク。いきなりついていけねえ。そしてこのナイススマイル。俺自身いきなりほしいお酒を見つけてしまう。

次にYAZAWAオフィシャルショップ、「DIAMOND MOON」へ。生粋の矢沢ファンの彼、
ここでも本領発揮。ちなみにここのパスタは絶品です。嗚呼、時間よ止まれ。まだこの時バリバリ元気。




そしてその足で東京タワーへ。俺高所恐怖症だからかたくなに上るのを拒否。

次は代官山の未来日本酒店さん。ここの店主さんも本気。二人がバチバチな酒トークを繰り広げる中、俺はノンキに店内でつまみを眺める。気が付けば1時間。岩元くん10杯は飲んだね日本酒。試飲のレベルじゃねえだろ。BARもやってて僕は別に日にゆっくり来ることを決意。ちなみに昼だぞまだ。

一度品川のホテルにチェックイン。若干の疲れを見せながらその後浅草へ。

浅草寺お参りからの伝法院通り、買い物からの酒屋さんへ。そこでもモアディープトーク。


この時点でマニアックな日本酒がすでに手元に10本以上。こりゃあお客さんも絶対喜ぶって。
まだまだ終わらないぜ。ここからスカイツリーへゴー。ソラマチタウンの中にある酒屋さんでこれまたがっつり仕入れた後、どうしても見たいっていうからスカイツリーの間近まで連れて行ったら、「男二人で来るところじゃねえ」と言い出す始末。おいおい、俺じゃ不服なのか?

さ、今日はもういいでしょう、てわけにもいかず、銀座へ。岩元が昔、福岡で修行していた「BAR VESPA」の銀座店へ。ここで私は眠気に襲われ車で小休憩。同じ釜の飯を食った仲間の方々と積もる話もたくさんあるよね。でも小一時間飲んできた彼、タフすぎんだろ。

で、最後は新宿でフラジール、麒麟のみんなと合流。終電までがっつり楽しく飲んだよ。みんな本当に集まってくれてありがとう!岩元も本当に喜んでました。だけど正直ちょっと何を話したか僕覚えてないよ!記憶があいまいなのです。

やっとこの日は終わり。
ではなかった。
翌5時半から神亀酒蔵さん見学。時計を見たら0時を回っている。
ん?2時間しか寝れねえ。アツい展開。
運転あるから飲んでいなかった俺はなんとか起きれましたが、岩元は白目剥いてます。それでも酒蔵につく頃には利き酒師の顔。やるじゃねえか。どういう肝臓してるんだ?




私も一緒にとても貴重な酒つくりの場の見学をさせていただきました。職人ってやっぱカッコいい。
一つ一つの工程が、美味しいお酒を生むのです。魂込めるって大事。酒も歌も。天下の神亀酒造さん。俺ただの酒好き。そう正直に伝えたら喜んでくれました。人の器が違う!そして帰りにとても貴重なお酒をもらう。図々しくも俺までもらう。社員の皆さんのおもてなし、本当に感謝です。

岩元のおかげで貴重な体験をさせてもらったあとは、俺の愛する場所、柴又へ。このころにはお互い疲れを通り越してナチュラルハイ。今年最初の寅さんに会いに行ってきました!しかしヤツもわかってる。寅さん好きに悪い奴はいねえ。おい、君ちなみに疲れすぎて昔の顔に戻っとるぞ。



帝釈天でお参りをし、草団子を食った僕らはこの旅最後の地、靖国神社へ。英霊にご挨拶。ここで昨日参加できなかった孫六が合流。これから飛行機に乗る男に島ラッキョウをプレゼント。さすがだ、半端ねえぜ。そしてこの身長差、これまた半端ねえぜ。


そして一件酒屋さんへ寄った後、そのまま羽田へ。2:55分、岩元は無事熊本へ帰りました。
一日でどれくらい動いたか、もはやわからないけれど、一つだけ言えることがある。それは「やり切った」という心からの謎の達成感。よくよく考えれば奴がもう一日多く滞在してればゆっくり周れたんだ。だのに27時間しか東京にいなかった。
なぜだ?
そしたら彼はこう言った。
「今日の夜には予約があるんだ。そのお客さんに新しい酒を飲ませたい。」

I LOVE YOU OK
それを言われちゃあ俺も本気になるぜ。その心意気、最高。お客さんの喜ぶ顔が目に浮かぶ。何故なら「和酒場 いやさか」は最高の店だから。そこには酒を愛する人たちが集まっているからだ。フラジールのポスターも貼ってます。
~fin~
PS.マジで死ぬけん次は2泊な!
