ほーんぃ。


これはバーティが日本遠征に来た際、何かのアニメをテレビで見た際、キャラクターの女子高生たちが返事をする際に発していたらしき怪音である。この響きにグッときたボンクラ2バンドの中ではすっかり定番の返事となっております。


と、どうでもよい内容からスタートしたDAY2、この日は一日40分3ステージとフラジール史上初の1日となりました。まず訪れたのがGoodna。わかりやすく言うと中心部より少し離れた土地であり、日本でいうなら上野や浅草などの下町トラディショナルワイルドシティな場所でございます。

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で、その街のRoyal Mailという30年続いている老舗のバーでの演奏。ほら、日本の皆さんはアレを想像してください。映画やドラマで見かける荒野にポツンと建つバー。よそ者が入るとお前に出す酒はねえ、みたいな映像。あるでしょ?周りの客も歓迎してない、みたいな。雰囲気はあんな感じでございます。下手したらビール瓶飛んでくるぜ?みたいな。結果全然違ったんですけど。


正直さ、真昼間からバーにいるのはオッさんだけじゃねえか?と思うとりましたが、なんのなんの、めちゃくちゃ人がいるじゃねえか!ハーレーのバイカー集団が店を占拠、しかもベロベロ!この国の飲酒運転事情は大丈夫か?なんて野暮なことは言いません。店員さんのオッ○イ丸出しタイムありだわ、○○○ァ○の甘い匂いがたまに漂ってきたりともうね、ドッキドキ最高の雰囲気なんです。これぞバー!しゃがれたブルースマンが酒を引っ掛けながら演奏できるような素敵バー。トムウェイツが歌ってそうな。たまらんぜ燃えますぜフラジール。そうそう、こういうやつ!外国でのライブこういうやつ!

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第一声の声を出すまでお客さんとの距離感、客層など緊張しておりました。楽屋なんてもちろんないしリハーサルなんてあるわけない。どんな音でどんな声が通るのか、まったくさっぱりわからないままスタートしたライブ。目の前にいる女性も男性も一筋縄ではいかない表情。クソがやってやろうじゃねえかドキドキ、と、結果蓋を開けてみますと一曲目のTHE FREAK SHOWが終わる頃には大盛り上がり。飲むわ踊るわ○○るわ、すげえとこにきちまったよ母ちゃん。1ステージが終わる頃には俺のクソ英語MCでもちゃんと気持ちを伝えることができました。楽しんでくれたことが何より嬉しかった!

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そしてそしてRoyal Maleで日本人がライブをする、と聞いてわざわざ日本人の方々が遊びにきてくれました!嬉しいなあ、こういう旅の出会い。まさかオーストラリアの、しかもグンナというワイルドシティで日本人と会えるとは思ってなかった。日本人がこの辺でライブをやることはない、て事で駆けつけてくれただけでも嬉しいのに、その後もいろいろとダべってね。日本語で喋れるって本当嬉しい。たくさんお酒ご馳走さまでした!

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ちなみにオーストラリア、お酒めちゃくちゃ高いんです。一杯700円から800円オーバー。それをメンバー全員にジャンジャンご馳走してくれるわけです。ステーキもご馳走してくれるわけです。最高じゃねえかお前ら!まあ飲めや、みたいな感じで。天国ですか?ここは。


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2ステージ目を迎える頃にはなかなかの飲酒量になっておりましたか、そこは怯まねえぜ?飲めば飲むほど上手くなるのがフラジール。マジで酔拳状態。姉ちゃんも兄ちゃんも爺さんも婆さんも踊る踊る、とても素敵な顔で楽しんでいただけているともうね、心から来てよかったと思えるわけです。音楽楽しんでるなって。人同士の距離が短い。良い意味で。


オーストラリアでの外国人ロックバンドの演奏というのは実はすこぶる難しいのです。理由は色々とありますが、鉄壁のセキュリティだからこその治安もあるのです。楽器持ってこれなかったりとか。だからこそオーストラリアの皆さんのよく来たな!感がとても嬉しくて。変なもの見せたくないじゃないですか?下手に英語の曲を歌いたくなかったし。とにかく演奏後にチヤホヤされまくりで、調子こいちゃいそうなのですが、ここは素直に僕らバンドの心意気が伝わったからの歓迎なのかな、といい風に考えることにしました。

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さて、そして夜の部、今回の旅で一番会場の規模のデカイ箱「NEW GLOBE」でのライブ。地元で大人気のバンド「King Social」のイベントに呼んでいただきました。このKing Social、かなりの人気バンドで一緒に出てくれたROOもこれまた人気バンド、両バンドがガッツリとフラジールを宣伝してくれたのでちゃんとお客さんも受け入れてくれました、ばっちり盛り上がったのも現地バンドとジョン、バーティのおかげ。こういう粋な計らい本当に感謝です。ファイアーダンサーのリナさんとの共演を真相奇譚でやらせていただき、思った以上の火炎に思わず歌いながら笑ってしまったのは内緒だ。

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ていうか、オーストラリアでの真相奇譚人気はかなり目を見張るものがあり、うれしい限り。かなりオリエンタルなジャジーロックなんだって。裏切り挽歌などもうけてた。やはり日本の匂いのするものが新鮮みたいです。そりゃそうだ。

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そういえば控室でものすごくお酒を飲ませてくる男性がおり、おいおい、なんだ一体?と思っていたらKing Socialのボーカルさんでした。本番前に多分コロナ20本くらい飲んでたんじゃねえかな笑 でも圧巻のステージでした。最終的には箱パンパンだったもんな。


NEW GLOBEのボスからも気に入ってもらい、今度はKing Socialと一緒にオーストラリアをツアーで回らないか?というお話もいただきました。ありがてえ、みんな粋だなあ。

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一日3ステージでさすがに最後はフラフラになりましたが、それでも各自メンバーが撮影ラッシュに応じさせてもらったり、楠先生の書道が火を噴いたりと(この件については次回説明します 笑)と最高の夜を過ごしました。

日本人として、オーストラリアのステージに立つ、という気構えでいったのですが、その気構えの方向性は少し違っていたなと。ちゃんと楽しみに聞きに来てくれてるんだよね、それが何より光栄で嬉しい。たしかな手ごたえを感じた3ステージでした。それでは次回、day3をお楽しみに。