さて、前回はワールドワイドダンスホールまでをおさらいしました。今回は記念すべき1st Album発売から代表曲、銀河夜光発売までのお話を。と思いましたが、とても長くなることが分かったので、全3回ではなく、全5回に分けようと思います。もったいぶってるわけじゃねえぞ?10年を3回で分けるには俺が直木賞作家か芥川賞作家じゃないと無理だ。すまん!


さて、シングル2枚の全国流通版で波に乗ったフラジール一同は満を持して1st ALBUM【21th Century Urban Beat Rock】をリリースします。ギターに小坂一宏が加入。北海道からギター担いで上京してきました。

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バンドをやる以上、やっぱりフルアルバムを作成するという事は夢でもあり、次へのステップでもあるわけなんですが、並々ならぬ気合とともにこのアルバムを作成。「浅草ツイスター」や「21th Century Urban Beat Rock」などその後のライブを盛り上げてくれる曲ももちろん収録。さらに気合を入れすぎたために3か月で約40か所の全国ツアーを慣行してしまう。いやあ、マジきつかったぜ。週5日車中泊だよ?よくやれたよなあ。。でもこの時のムチャが全国のライブハウスやお客さん、バンドとのつながりを作てくれました。北は北海道、南は沖縄だもん。



正直初めて行く土地も多く、お客さんが2人の時もあったりして、ずいぶんメンタルも鍛えられました。そしてこの旅でバンドとしての立ち位置といいますか、何を求められているか少しわかったような気がします。自分たちが想定している売り曲と、お客さんが求めている曲の違いにも気づかされたのもこの頃。フラジールに求めているものが明確にわかってくるような感覚を持ちながら一か所一か所でライブしてましたね。

そして最終地点、リリースより3か月後のツアーファイナルでは新宿の老舗のキャバレー「歌舞伎町ニュージャパン」を貸し切りワンマンショー!パンパンのお客さんの中、狂乱の盛り上がり!無事にツアーを終えることができました。この日の盛り上がりは忘れられないなあ。衣装もボロボロ、体もボロボロだったけどみんなが待っててくれた!みたいな。

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さて、ツアーもひと段落、と言いたかったのですが、大変うれしいお話をいただきました。中国は西安で行われる「西安国際音楽祭」に日本人として初めての出演が決定!フラジールは西安のふぇすに出演することになりました。またこの旅がなかなか過酷でね!コーディネーターの岩下さん、そして僕の中学校の同級生で今は中国で政府関係の仕事をしている平野君に大変お世話になりました。とにかく!人多い!車危ない!いろいろとカルチャーショックを受けましたがとても充実した旅となりました。

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西安の一番大きなラジオ局で1時間ぶっ通しフラジール特番を放送してくれたりと宣伝もばっちり!当日の西安音楽祭は観客が2000人、お偉い方々がたくさん来ているとのことでフラジールもさすがにおとなしく。なるはずねえだろうが!ジャパニーズスタイルで行かせていただきましたよ、ブーイングすげえかなあと思い覚悟していましたがとても温かく迎えられ、大盛り上がり。終わった後はアイドル並みにもみくちゃにされ、ホテルは西安一のホテルを用意される、という、数日だけローリングストーンズと同じ気持ちを味わえましたよ。夢だったのかしら?あの数日。


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西安より日本に戻り、年末には渋谷の名店「NOSORG」さんでワンマンディナーショーを開催。インディーズバンドでそんな事やらんだろう、てことをやるのがフラジール。この日は店の酒が全てなくなりました。すげえ。みんな飲みすぎ。着席スタイルだったにもかかわらず、だれーも座っていない。みんな踊る踊る。そうだよねえ、座ってられないよね、わかるぜ!

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この1st Albumがフラジールに与えてくれたものはとても巨大な財産でした。自分たちの範疇を超えるっていいますか、バンドに責任が生まれた一枚といえばいいでしょうか。意識が変わりました。今でもとても大事な一枚となっております。しかしハードな一年だったよ。4人ともめちゃくちゃ老けたもんな 笑


さて、駆け足で1stアルバムの奮闘編をお届けしましたがいかがでしたか?次回はいよいよキーボードの川田寛子が登場します、お楽しみに!