10周年特別企画第二弾。フラジールの歴史を振り返ってみようと思うわけです。厳密にいうとこの前にヘヴィロック時期があるわけなんだけど、そこはノーカウントで今現在のスタイルになってからの歴史を振り返ろうと思う。

第一弾 純情編
第二弾 奮闘編
第三弾 円熟編

の3本立てでお届けしますのでお楽しみに。


という事で、第一弾「純情編」スタート!

流星フライヤー


自分のルーツを考え直し、某レーベルに所属し2008年リリースされた「流星」。ちなみにこのタイミングで富士孫六は加入しました。ヘヴィーなロックから「米食って育ったロック」を基調としたスタイルへと転身したフラジール。当時はあまりの変身っぷりにヘヴィーロック時代のお客さんはほぼ0に。なんせやってる場所もやってる音楽もすべて変わってしまったもので、それは仕方ないことかなと思いました。その代わり今も来てくれるお客さんの最初の方々に知ってもらえたのもこの辺になります。

上京して約10年、その当時の自分の甘さ、親への感謝をうたったこの曲、何か映像はないかなと探してみたところありました。懐かしい!ORGA ENTERTAINMENTさんありがとう☆




流星リリース後、ライブをひたすらこなし、新たな道筋を見つけたfrAgile。前レーベルを離れこのタイミングで自主レーベルを立ち上げることに。当時のことを思い出すと右も左もわからないままよくやったなあと思います。俺、ズブの素人だったもんねこの業界。とにかく自分たちの好きにやりたかったんです。まあこの選択がイバラの道を突き進みながら生きていくことになったんだけど。でもこの選択に間違いなかったなと最近すごく思います。何故なら本当に好き勝手長い間やれているからなんですね。もちろん周りの方々のサポートあってのことなんだけどね。

モンシロフライヤー



レーベル第一弾として発売したのが今も残るフラジールの「モンシロ蝶ハ東ヘ飛ンダ」。長く愛されているモンシロ、当時は俺自身がそこまでこの曲のクオリティに納得しておらず、なぜみんなはこんなにこの曲を好きでいてくれるんだろう?と不思議に思っていました。今はわかるんですけどね、この曲いいですよね笑 

この曲で初めてフラジールはツアーを行いました。一番遠くて栃木県宇都宮だったかな。流通には乗っておらず、手売りでの販売となりましたが、おかげ様でたくさんの方々に買っていただき次への道が見える事になります。



さて、モンシロでお金がたまったフラジール、いよいよ全国リリースへ打って出る事となります。タイトルは「ラヴイズ」

ラヴイズフライヤー


この曲もいまだに好きでいてくれる方がいて、ライブでたまにやるときの盛り上がりが素晴らしくとても嬉しいです。流星、モンシロと経過して行く中でフラジールのサウンドの定着、ビートロックを元にした日本語ロックの道を示せた1曲だと思います。チャートインもし初の全国ツアーも行った記念すべきタイトル。この頃から俺は「愛だろやっぱり病」にかかることになります。今聞くといい意味でまだまだ小僧だなと思う歌詞なのですが、最近歌うとあのころの気持ちを忘れてはいかんな、と心のフンドシを締めなおしています。清涼飲料水の宣伝に使えない?いまだに思うんだけどなあ。ツアーファイナルは大盛り上がりでしたな!




初の全国ツアーを経験し、酸いも甘いも食らいながら成長を続けるフラジール、全国リリース第二弾タイトルを作ります。その名も「ワールドワイドダンスホール」

WWDHジャケ

この曲で初めてすこし【歌謡】な部分を出すことができたかなと。当時は自分のルーツである歌謡な部分の表現方法に迷いがあり、そのまんま歌謡曲をマネしなければ無理だ!という固定観念に苛まれていた時期でした。まだ振り切る勇気がなかったんですな。ラヴイズを出せて自分の中でビートロックに自信を持てたのもデカいと思うんだけど、ワールドワイドダンスホールでは振り付けを導入し「目指せジュリー!」な感じでライブに挑んでいた思い出があります。フラジールの今のスキルでこの曲を皆さんの前で披露出来たら、きっとすごいと思いますよ。前よりもっとダンサブルになると思います。ちなみに歌のキーがとても高く、レコーディングの際とても苦労しました。  
 



駆け出しから全国流通、そしてフラジールの進む道が見えたこの時期、知り合ったバンドたちはほとんど解散してしまいましたが、それでも深い付き合いをしています。純粋に純情まっしぐらに右も左もわからないまま進んでいたこの時期、もしかしたら一番楽しかったのかもしれないなと思います。今が楽しくないっていってるんじゃねえぞ?物事はわからない頃のほうが刺激があるって話。フラジールのテーマである【歌謡】。こちらを真似事ではなく自分たちのスタイルへ、という道を歩き出した純情編、いかがでしたでしょうか?


次回は初のロングツアーを慣行した「奮闘編」をお届けします。いよいよファーストアルバムの発売ですね、お楽しみに!