さあ!

さてさて!

それでは「くたばれノスタルジア」全曲紹介後半戦、張り切って参りましょうか!
※実はこの文章を作ったのは2度目である。停電によりほぼ書きかけた
文章が吹き飛び、頭にきた私は2日ほど間を空けたのである。泣いた。



8.約束
 
フラジール史上ここまでストレートなバラードがあっただろうか?て位ストレートな曲です。とある人にフラジールのカノン進行が聴きたい、と言われそれがずっと頭にあったみたい。というのも、バンドで曲を作っている最中、この曲がカノン進行だという事を知りました。俺と孫六以外はメロディ聴いてすぐわかったらしい。メロディ作った本人がまったく気づかなかった奇跡の曲でもあります笑  人間の一生にいくつ約束があるのかな、と思ったのが最初のきっかけで。約束の分だけそこに愛があり、みたいな事を考え出し、自分の殻をぶち破るつもりでストレートな歌詞とメロディにしたら、演奏隊がUKの匂いがするロックバラードに仕上げてくれました。実は結婚式ソングなのではないか?とうわさがかなりバンド内でありますがそれも全く気が付きませんでした。そうなのかもな。これでもさ、みんなに祝福を、と俺はいつでも思ってるんだぜ?クズだけど。


9.東京ノスタルジア
 
今回俺の地元、熊本にて行われる一番大きなお祭り「藤崎例大祭」飾り馬奉納団体の清水同志会の皆さんにご協力いただき冒頭と最後に祭りばやしの音を収録しています。まさに迫力の本場祭りの音、熊本を感じてください。そのお祭りのゴール地点、藤崎宮の参道のお琴教室に生まれた俺は、もちろん必然のように18歳まで祭りに生きてきました。その頃の仲間たちは今、清水同志会の副会長になったり自分の団体を持ったり、熊本一のラーメンを作りながらどでかい馬を引いたりと祭りで生きるもの、それ以外の場所で生きるもの、それぞれの時間が流れました。この曲は東京と熊本、遠いようで近いこの距離で、同じ時間違う場所で生きてきた仲間たちに送った曲です。演奏隊のとてもアバンギャルドな仕上がりでとても色っぽくなってます、俺的には演歌を歌っているつもり。青かったあの頃は戻らないけど、だからこそ愛しい記憶でもあるのです、いくつになってもダサいところは見せれないよね、はい。


10.氷点花
 
これぞフラジールバラードじゃない?!切ない上に少しジメジメしている感じ。言葉にするといかんなナメクジみたい。駅でのお別れ、みなさん経験ありますか?熊本から東京に上京する時、何故か俺は飛行機バンバン飛んでる時代に夜行列車を選びました。かなり酔ってます自分に。その当時の彼女が見送りに来た事を思い出しながら歌詞を書きました。そこはやっぱり雪が似合う雰囲気だよね、実際は違うけどさ。街を出て行く時、もう帰らないと思いながら電車に乗る。2人の距離は線路の長さだけ離れる。的な? この曲は後半になればなるほど演奏隊が爆発します。最後のサビの音の洪水は我がバンドながらすげえなあと聴くたびに思います。別れの切なさが出ているのではないでしょうか?


11.所詮、猿畜生故
 
はい、元々僕らこんな感じです。だいぶん常識ありますみたいな顔していますが所詮、猿畜生だと自負しております。いや、本当偽善者多くねぇ?あと金の事しか言わない奴多くねえか?有る事無い事周りに吹いて、人を貶める事に命かけてる奴いねえ?ちなみに俺は裏でコソコソなんかした事ねえからよ。なんかあったら直接言うぞボケが、ぶっ○すぞコラ!ていう曲です、えへへへ。いるよねえたくさん偽善者。なのでこの曲ではサビでは偽善者日本と何度も一緒に叫びませんか?気持ちいいぜほんと。これを読んでいる本当に人を愛する優しいそこの君。周りに流されなくてよいんだよ、そうなんだ、偽善者日本なのだから一緒に歌えばよいのさ。君が素敵なのはよく知ってるんだから。聴けばわかるけど、フラジール全員ブチギレでロックしてます笑 特にベースとギター、ゴリゴリのバリバリサウンド、なんかあったのかな2人。心配だお。


12.fir tree
 
この曲はずばり、キーボードのヒロコさんの実体験を基にした曲です。ヒロコが23歳の時に亡くなった声楽家のお父さんと、捻くれた青春時代を過ごしていたヒロコ嬢の話しと別れの瞬間を話を聞き、ババッと突然出来上がった曲です。この曲はボーカルとピアノのみの楽曲になります。タイトルはモミの木、という意味でドイツ民謡。父と娘の間ではとてもゆかりのある曲らしく、話を聞いていてタイトルはこれしかないなと決めました。ある1つの物語として歌にできてよかったです。普段はぼーっとしてますがたまに凄みを見せるヒロコさん、そのルーツには俺らには計り知れない別れがあったんだなとたまには褒めてやるかーという曲です。独唱は本当に難しかった…。もっと歌上手くなりたい。


13.愛はどっちだ?
 
実はアルバムの中で牡丹の花に続き俺の胸キュンソングでもあります。21th Century Urban Beat Rockの流れを継いだ甘酸っぱい、あの頃の恋。まだ愛にまでは育たないけど本人たちにはその瞬間こそが全てで、そして色褪せない思い出へと化していきます。思い出の舞台を東京〜神奈川に変えた青春ソングをビートロックに仕上げました。これがうちらフラジールの振り幅でもあり、一番得意なアプローチなのかもしれない。それくらい自然に楽器隊も切ないノリノリなビートロックにしてくれました。個人的にはこの曲のコーラスワークがかなり気に入ってます。朝焼けの中、紫の空の下バイクで走る二人。ルートは南へ。ルートを未来へ。愛はどっちだ?それはあなた次第ってことで。

14.モンシロ蝶ハ東ヘ飛ンダ
 
フラジール不朽の名作(自画自賛)皆さんに愛され続けているこの曲をリテイクしました。実はレコーディング3回目になります。正直迷いました、やる必要あるのかなって。でもみんなもそうだしメンバーもそうなんだけど、「今現在のモンシロを聴きたい、聴かせたい」という声が後押しになりました。たしかに、前回のモンシロの際のメンバーは俺と孫六しかいなくてね、曲として熟成された今だからこそ再録しました。バンドとお客さんの認識のずれがあるんじゃないか?というくらい愛されているこの曲。本当にバンド冥利に尽きます。今よりも若い時代にできた曲だけど、脆さ=フラジールを体現したよい曲なんだなとやっと最近思っています。色んな人達に愛されてるこの曲、みんなが育てたこの曲をアルバムの最後の曲として収録しました。これからも末永く愛してあげてください。



というわけで、あくまで私の主観で述べておりますライナーノーツ。色んな人間の思いが乗ったアルバムに仕上がっています。そこに物語があるのだと思っていただければ。音楽は素晴らしいね。ぜひ皆さんに聴いてほしい、ゆっくりと大事に広めていきます。応援してくれて皆さんありがとう。以上、前編後編長文失礼しました。

マジ
停電
ファック。