寿来 タクロヲ的歌謡徒然 -3rdシーズン-

誰が呼んだか、壊れ物の挽歌。
歌謡ロックBAND「frAgile」
率いますはワタクシ、ウシジマタクロヲと発します。

【f】遅くなりました!10周年記念GOODS一覧。

ツアーが始まり早4か月。遅くなってすまん!
という事で7/29の10周年記念イベントより2017年ツアーグッズを発売します。

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まずはTシャツ一覧より。今回は2種類、黒、白各2色ご用意しました。

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梵天彫北一門、タトゥーアーティスト彫北先生デザインのフラジールマスコットキャラクター「渡世人ナナちゃん」がデザインされた10周年記念Tシャツ!こちらはS,Mと2サイズあります。TシャツがUSのボディなので大きめだと思ってもらってよいです。

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次にフラジールロゴがデザインされたシンプルかつ主張強めなTシャツ!こちらは3サイズありまして、S.M.Lと選びやすくなってます。

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次にお待たせしましたタオル!前のものが売り切れてずいぶん経つのですが、やっと出来上がりましたロゴタオル。タオルといえばやっぱり燃える闘魂、赤地に白でフラジールとなっております。ライブの必需品ですね。

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最後にヒロコさんプロデュースによるTバック、なんともう第四弾ですね、異常な売れ行きを誇るTバックが今回も登場。マジでよく売れるんだよなあ、CDより売れるんじゃねえか?男性購入が多いのも謎。ここ3回ほどのツアーでTバックで荒稼ぎしているヒロコさん、新たに稼ぎに入りました。


グッズの準備が遅くなり申し訳ないです本当。本来ならツアー初日よりやりたかったのですが、もろもろの事情で遅れました。今週末7/29の会場より発売開始します。そしてそして近日レーベルのSHOPでも発売しますのでそちらもお待ちください。


早めにゲットしてライブで踊っておくんなさい!


【f】フラジール今昔物語⑤「円熟編~くたばれノスタルジア」

よし!


5回の渡りお届けしました10周年企画、フラジールの歴史を振り返ってまいりました。

【f】フラジール今昔物語①「純情編~流星からワールドワイドダンスホールまで~」
http://fragile.blog.jp/archives/17220230.html
【f】フラジール今昔物語②「奮闘編~21th Century Urban Beat Rock」
http://fragile.blog.jp/archives/17351959.html
【f】フラジール今昔物語③「変革編~ふしだらスパイダーから銀河夜光まで」
http://fragile.blog.jp/archives/17393051.html
【f】フラジール今昔物語④「立志編~裏切り挽歌」

その最終回にして次へと突入するためのマトメ、皆さんお付き合い本当にありがとうございました。という事で最新作「くたばれノスタルジア」を現在も続いているツアーを絡めながらご紹介していきましょう。

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1stではビートロック、2ndでは歌謡と各アルバムごとに色を出してきたわけですが、今回の3rdアルバム「くたばれノスタルジア」ではその2つの融合を“狙って”制作しました。この狙ってというのが重要で、やはり今のフラジールは歌謡な部分のファンが多いので、そのイメージや音を大事にしつつ、バンドの礎でもあるビートロックの融合をうまく融合したい、今ならできるんじゃないかというバンド的には壮大なコンセプトで挑んだ作品でもあります。

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タイトルのくたばれノスタルジア、よくフラジールがそれいっちゃいかんだろう、という言葉をもらいますが、いやはやこれは風刺といいますか、くたばれ“ファッション”ノスタルジアと言ったほうがわかりやすいかもしれないですね、温故知新、古きを訪ね新しくを知るわけで、古きを知らないものは新しい“古さ”は表現できないのではないかと、そういう思いもあるわけです。また、ジャケット


このタイミングで楠“ジョリ”正省がギターで参加します。ジョリとは長年の中で、サポートでフラジールでギターを弾いてくれたり、個人的にはソロでギターを弾いてくれたりと旧知の仲。引き出しの大きさとギターセンスには昔から目を見張るものがあり、満を持して加入。今回のアルバムでの2つの融合に大きく貢献してくれています。自分で曲も書いているので今後フラジールでも新曲が出てくるのではないでしょうか?


さて、苦しみながら完成した3rdアルバム、リード曲が2曲あり、まず第一弾として発表したのは「真相奇譚」。千葉の山奥の古民家を貸し切り撮影、ベリーダンサーのHeqnaさんが着物姿で踊ってくれており、映像もデビットリンチのような薄気味悪さをイメージしました。曲が出来上がる段階で映像は頭の中でできており、フラジールのPVを監督してくれている河原とともに練りに練りました。最近NHKでも流れましたね、嬉しい限りです。裏切り挽歌の流れを色濃く継承しながらポップ感が出せたかなと思います。ちなみに意外とカラオケではアルバム1位で歌われております。嬉しい!



そしてもう一曲。「牡丹の花」ですね。この曲は俺が最近体験した事から思った生と死、に関する歌です。年も重ねてくると真剣に考えるわけですよこのテーマを。何かしら色んな“生と死”が自分や周りにちらつき始めた時、生きた証を示したい!と強烈に思ったんですね。この作品ではこの10年で関わってきた音楽関係の仲間に集まってもらいました。そして作家でボーンズ奏者の道尾秀介さんにも音源、映像ともに参加してもらいました。この曲はまだ自分のものにはできていませんはっきり言って。でもこのツアーの中で少しづつではありますが血となり良くなってきております。本当難しい曲なんだけど、大好きな一曲でもあります。




そして3月にリリース、同時期にリリースした戦友「麒麟」と共に現在ツアーを慣行中。お互い刺激を与えながら全国旅をしております。リリースツアーは初台DOORSにて。つい最近の出来事なのでこの辺は覚えているぞ?

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まだまだこのアルバムは浸透していないので、これからツアーを通してより浸透させていければと思っています。やはり並々ならぬ思いで制作したアルバム、毎回なんだけどね並々ならぬ思い。でも今回は前よりも相当苦しんだし悩んだ。それを突破してできたフラジールの今の音。熊本の人気DJ、かなぶんや氏からいただいたキャッチコピー「オルタナ歌謡」。これとてもしっくりいったんですね。歌謡にしてオルタナティブ、うちを今まで説明するときに自分たちでさえ悩んでいたジャンルというくくり。うちはオルタナ歌謡です。じっくり聞いてくださっている方からの命名、謹んで大事に使っていきます。
 
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そしてアルバム内にはまだまだ愛すべき曲がたくさん眠っています。約束やら氷点花などなど。ヒロコの亡き父に送った曲もありますね。その中からもう一曲PVを作成する予定です。青い春、をテーマにしたあの曲です。お楽しみに。


さて、5回目の振り返りはまだ3月に発売したばかりで正直ここまでしかお話はありません。が、ここが終わりではなくまだまだ旅の途中です。フラジールとは昔の語り部、のように1曲1曲に物語を散りばめ、それを色んな人たちに伝えていく旅をしています。10年間。まだ武道館には果てしなく遠い道のりですが、毎年ツアーもやれて作品も作れる、望んでもらえる場所があり、新たに必要としてくれる場所もできる。音楽をやっている人間たちにはそれぞれ様々な思いがありますが、俺、並びにフラジールは常に新しい“古さ”と不変の“物語”をこれからも探求していきます。


さて、5回にわたりましたがどうでした?自分的には記憶もまばらの中頑張ったなあと思います、褒めてくれ。次のステージへ一緒に行きましょう、フラジール5人どこかで野垂れ時ぬその日まで、この音楽とともに5人で旅を続けていければよいなと思っています。人生80年、この時間を共にできているメンバーとは運命すら感じますね。ちなみにウチのバンドはプライベートでは一切会いません。ていうか日頃何してようが知ったこっちゃないんです。興味もないし。でもフラジールという一つの文化を作る為には鬼の結束をします。それでいいんです、馴れ合いのない素敵な職場ですね。


皆さんいつも応援ありがとう、様々な人々に支えられながら音楽できているフラジールから代表して、私から一言。「これからも“つっぱらかる”ぜ」と。尊敬する漫画家、吉田聡先生の言葉ですね。自分たちの大事なものを守るための音楽を追及していきます。なのでこれからも応援よろしくお願いします。


次回6回目、いつになるかわからないけどお楽しみに!またあなたの街でお会いしましょう。

【f】フラジール今昔物語④「立志編~裏切り挽歌」

さて、10年を振り返る企画第4弾。いよいよ最近となってまいりました。4年ぶり2枚目のアルバム「裏切り挽歌」の話を今回はしていこうと思います。とその前に、この3回で「アレ忘れてるぞ!」「コレ忘れてるぞ!」と色んな方にご指摘いただきましたが、違う、忘れてるんじゃない、全部は書けないのだよ、すまん。まあ、忘れてる部分もあるけど・・。

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て、気を取り直しまして、このタイミングでベーシストは松井一に。この松井という男、実はフラジールとはかなり長い付き合いで、もっと言うならば俺よりもフラジールと付き合いの長い男です。フラジールはその昔、とある音楽専門学校にてその前身バンドが結成されたのですが、その専門学校で一緒だったわけですね。元々ギタ-ボーカルで自分のバンドを持っていた男、楽器を置いて数年シャバで真っ当な社会人みたいな顔していたので、この世界に引きずり戻しました。俺ナイス判断だったぜ。
 

さて、この2ndアルバム、裏切り挽歌について少しお話を。


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前回のアルバムでは自分たちの思春期を彩ったビートロックに特化し、この裏切り挽歌では歌謡の部分に特化したアルバムとなっております。リリースするにあたり販売店とのやり取りの中で、前作よりも歌謡の部分の濃さに関し話し合ったりして、どこまで歌謡な部分に寄せるか、というのが焦点となりました。結果はまあ、思い切り寄せに入ったのですが、そこはフラジール、うまい具合に前作との融合はできたかなと思った次第です。

前項で触れた「ふしだらスパイダー」と「銀河夜光」はもちろん収録、アルバムのリード曲「裏切り挽歌」は僕らにとって“仕掛けた”作品となっており、アルバムの顔であるこの曲がダメな人はきっとアルバムは買ってもらえなかったでしょう。今でもライブでは1,2曲目を飾る今のフラジールのイメージを彩ってくれている「歌謡ロック」な仕上がりとなっております。

裏切り挽歌より茨城の名店「門蔵商店」様に全面協力いただいた衣装、そして撮影場所のスタジオもカドクラ様に協力いただいております。またPVでは店主、江口氏の弟で、今はTVCMや雑誌で活躍されている江口雅也さん、ミカさんにご協力いただきました。ドラマ仕立ての怪しい雰囲気、僕の大好きな実相寺昭雄先生の真似をさせていただきました。



その他「俺たちのサマーゲーム」など1960年代後半~1970年代初頭を彩ったGSの匂いを醸し出した作品となります。このサマーゲームは小さいころ父親が聞いていた加山雄三さんへのオマージュ作品でもあるわけですね。PVを見た周りの方々から羨ましいとたくさん声をいただきました。幸せな撮影だったぜまったくもって。



そしてリリースといえばツアーがお決まりのパターンでございまして、もちろん今回も全国津々浦々とライブさせていただきました。何度もツアーをやっていくと、ごひいきにしてもらえる土地も増えてきて、おのずとその土地での繋がりも出来てまいります。これぞ旅の醍醐味ですな。5人での旅は楽しいものでもありハードなものでもあり、普通に生きていては味わえない旅の一座の苦労というやつでしょうか。ちなみに初めて東京以外でのワンマンも2か所やりました、地元熊本と沖縄。課題も残るワンマンでしたが、嬉しいですね単純にその機会に恵まれるのは。もっといろんな場所でワンマンでやりたいね、やっぱり曲多くやりたいもん。

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ツアーファイナルは前回ワンマンをやらせていただいた渋谷clubasiaで敢行。もはやフラジールのホームとなりつつあるclubasia、やりやすさと雰囲気、そして広めの会場にも関わらず見やすい客席、とお客さんからは一番喜んでもらえる箱ですね。この日もドッカン盛り上がりました本当ありがとうございます。楽しかったなぁ。ツアーが長ければ長いほどツアーファイナルを迎える日の寂し去ったらありません。もう終わるのかよ・・。となってしまうわけですな。


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そしてツアーファイナルをもって、北海道からギター一本持って上京してきた北の狼、小坂一宏が卒業。来た頃はぴちぴちの若者、卒業するころは見事に老けてたな。上京してすぐに過酷なツアー三昧だったからそれも仕方ないか。ていうかみんな老けたもんな。。最後のステージで最高の気合の演奏を見せてくれました。

この裏切り挽歌、アルバムのコンセプトはもちろんの事、新フラジールのイメージを植え付けるのに重要なアルバムとなりました。4年ぶりというのもあるし、メンバーも変わったというのもある。でも何より何が重要かというと、覚悟がのった初めてのアルバム、といいますか、ようは振り切れたって奴ですね、これはバンドの問題でもありますが、やはり流行りすたりやその時の自分の状況などによって表現というのはぶれてしまうものですが、このアルバム作成に関しては一貫して自分たちの色を出すことに専念できたアルバムだと思います。これが3rdアルバムへとつながっていくのですな、ナイスなタイミングでの立志、だったと思います。

さてさて、いよいよ次回は最終回、円熟編をお届けします。まだまだ円熟とは程遠いですがあえて使います。ここがゴールという意味ではなく、この場所で円熟したい、ってことです。わかりにくいか?まあ読んでみておくんなまし。

では、最終編のアップをお楽しみに!

【f】フラジール今昔物語③「変革編~ふしだらスパイダーから銀河夜光まで」

純情編、奮闘編と続いている10周年を振り返ろうキャンペーン。今回は現在の形を完全に形成した変革時期について書こうと思います。


1stアルバムリリース後、更なる進化を遂げるため、かねてより知り合いだったKeyの川田寛子(ex.異星人解体)がこのタイミングで加入。前からどうしてもピアノの音が欲しかった俺、やるなら寛子とじゃないと、という事で得意の説得によりフラジール加入が決定。ちなみに僕と寛子さんは初対面でうまくいかず、しばらく口をきかなかった過去があります。


そしてVo.G.Ba.Key.Drの5人体制になったフラジール、現在の形が出来上がったわけですね。

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5人になり最初の作品、いくつか候補が出ていましたが、最初だからこそみんなで歌える曲がいいね!という事で僕の知り合いで赤坂に存在した伝説の女「ナオミ」をモチーフにした曲を作り上げました。その名も「ふしだらスパイダー」

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ナオミパイセンはリアルで存在しております。憎んでも憎み切れないいい女、それがナオミ。サビで今みんなが歌っていてくれるナオミは、今も生きております。はい。

やっぱりみんなで合唱、デカい声を出せる曲が僕は好きで、リリースした当初はふざけてるとか言われたもんですが、なんの、結構売れてくれました。今ではライブでのここ一番で使わせてもらっています。いやーステージ上から男も女もナオッミー!と叫んでいる姿を見ますと感無量といいますか、馬鹿だなあと思うというか、とにかく素敵な空間が出来上がるんですよね。実は僕なりのザ・スパイダースへのオマージュでもあるわけですこの曲。



5人ともなってくるともう機材車もパンパンでね、全国周りながらもっとデカい車買おうぜ!とよくみんあで話していました。まあ結局今も同じ車に乗ってみんあでブーブーいってるわけですけども。ちなみおにこのタイミングでレーベルも株式へ、名前もノスタルジアレコードからNostalgia & Darwinfinch Entertainmentへと変革。裏方の話なのですが拡大できたのは嬉しいですね、お付き合いいただける会社も増えたし。こんな好き勝手やっている僕らなのに本当に感謝しております。

リリース後の全国ツアーで再度歌舞伎町ニュージャパンでワンマンファイナルも行いました。実はもうニュージャパン使えなくなったんですよね、残念。復活したらまたぜひライブやりたいね。

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そして、ふしだらツアーの後、再度フラジールは制作に入ります。のちに代表曲になる「銀河夜光」。


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この時期愛する祖母と祖父が他界、素敵な祖母だったので、何かこの世に生きていた証みたいなものを孫の僕が残せればなあとずっと考えており、MCでよく喋りますが二人の70年来の愛の終わりの次の舞台を繋ぐ、そんな曲になったと思います。

この曲は色んな方々に本当に愛されています。結婚式で使っていただいたり、TVで流していただいたり、ラジオでも流していただいたので思ったより浸透しまして、気が付けば代表曲となりました。

また、大変お世話になったプロレスラーでシンガーソングライターのハヤブサさんが大変気に入って下さり、この曲をいつも聞いていてくれて、一緒にいるときも不意に流してくれたりでとても恥ずかしいやら嬉しいやらだった思い出があります。

銀河の中、夜行列車が走るかの如きイメージを大事にして、尚且つみんなが歌ってもらえるようバンドはいつも演奏しています。一緒に列車に乗ってもらってる感じになってくれてればうれしいです。



銀河夜光リリースツアーでは初の渋谷clubasiaでのワンマン!

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正直大丈夫かなあと心配していましたが蓋を開けてみれば大成功。ステージ上からの景色は最高なものでしたよ。銀河夜光をみんなが歌っているのを見るともうね、泣きそうになった。おっさんなのに。

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ちなみに銀河夜光、全国どこでやっても終演後、必ず「おじいちゃんとおばあちゃん」の曲よかったです!と話してもらえます。この曲が入っているCDください、と今でもよく言われます。他の作品もいいからそっちも買ってね笑

5人体制になってから色んな山あり谷ありな時期も過ごしましたが、この2タイトルはバンドにとってとても大事な作品となりました。初見の人にも、ファンの方々にも納得してもらえるような2曲を作り上げることができて本当に良かった。

このタイミングでフラジールの屋台骨を背負っていてくれたBaの黒井が卒業。最高のタイミングで山口百恵の如くベースを置いていきました。

さあ、いよいよ次の章「立志編」にて松井一が登場します。現在のフラジールの体制になりつつあるこのタイミングで仕掛けるのは2枚目のアルバム「裏切り挽歌」です。歌謡に振り切ったフラジールの実験でもあったこの作品。詳しく説明していきましょうかね。それでは次回もお楽しみに!

【f】フラジール今昔物語②「奮闘編~21th Century Urban Beat Rock」

さて、前回はワールドワイドダンスホールまでをおさらいしました。今回は記念すべき1st Album発売から代表曲、銀河夜光発売までのお話を。と思いましたが、とても長くなることが分かったので、全3回ではなく、全5回に分けようと思います。もったいぶってるわけじゃねえぞ?10年を3回で分けるには俺が直木賞作家か芥川賞作家じゃないと無理だ。すまん!


さて、シングル2枚の全国流通版で波に乗ったフラジール一同は満を持して1st ALBUM【21th Century Urban Beat Rock】をリリースします。ギターに小坂一宏が加入。北海道からギター担いで上京してきました。

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バンドをやる以上、やっぱりフルアルバムを作成するという事は夢でもあり、次へのステップでもあるわけなんですが、並々ならぬ気合とともにこのアルバムを作成。「浅草ツイスター」や「21th Century Urban Beat Rock」などその後のライブを盛り上げてくれる曲ももちろん収録。さらに気合を入れすぎたために3か月で約40か所の全国ツアーを慣行してしまう。いやあ、マジきつかったぜ。週5日車中泊だよ?よくやれたよなあ。。でもこの時のムチャが全国のライブハウスやお客さん、バンドとのつながりを作てくれました。北は北海道、南は沖縄だもん。



正直初めて行く土地も多く、お客さんが2人の時もあったりして、ずいぶんメンタルも鍛えられました。そしてこの旅でバンドとしての立ち位置といいますか、何を求められているか少しわかったような気がします。自分たちが想定している売り曲と、お客さんが求めている曲の違いにも気づかされたのもこの頃。フラジールに求めているものが明確にわかってくるような感覚を持ちながら一か所一か所でライブしてましたね。

そして最終地点、リリースより3か月後のツアーファイナルでは新宿の老舗のキャバレー「歌舞伎町ニュージャパン」を貸し切りワンマンショー!パンパンのお客さんの中、狂乱の盛り上がり!無事にツアーを終えることができました。この日の盛り上がりは忘れられないなあ。衣装もボロボロ、体もボロボロだったけどみんなが待っててくれた!みたいな。

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さて、ツアーもひと段落、と言いたかったのですが、大変うれしいお話をいただきました。中国は西安で行われる「西安国際音楽祭」に日本人として初めての出演が決定!フラジールは西安のふぇすに出演することになりました。またこの旅がなかなか過酷でね!コーディネーターの岩下さん、そして僕の中学校の同級生で今は中国で政府関係の仕事をしている平野君に大変お世話になりました。とにかく!人多い!車危ない!いろいろとカルチャーショックを受けましたがとても充実した旅となりました。

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西安の一番大きなラジオ局で1時間ぶっ通しフラジール特番を放送してくれたりと宣伝もばっちり!当日の西安音楽祭は観客が2000人、お偉い方々がたくさん来ているとのことでフラジールもさすがにおとなしく。なるはずねえだろうが!ジャパニーズスタイルで行かせていただきましたよ、ブーイングすげえかなあと思い覚悟していましたがとても温かく迎えられ、大盛り上がり。終わった後はアイドル並みにもみくちゃにされ、ホテルは西安一のホテルを用意される、という、数日だけローリングストーンズと同じ気持ちを味わえましたよ。夢だったのかしら?あの数日。


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西安より日本に戻り、年末には渋谷の名店「NOSORG」さんでワンマンディナーショーを開催。インディーズバンドでそんな事やらんだろう、てことをやるのがフラジール。この日は店の酒が全てなくなりました。すげえ。みんな飲みすぎ。着席スタイルだったにもかかわらず、だれーも座っていない。みんな踊る踊る。そうだよねえ、座ってられないよね、わかるぜ!

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この1st Albumがフラジールに与えてくれたものはとても巨大な財産でした。自分たちの範疇を超えるっていいますか、バンドに責任が生まれた一枚といえばいいでしょうか。意識が変わりました。今でもとても大事な一枚となっております。しかしハードな一年だったよ。4人ともめちゃくちゃ老けたもんな 笑


さて、駆け足で1stアルバムの奮闘編をお届けしましたがいかがでしたか?次回はいよいよキーボードの川田寛子が登場します、お楽しみに!



frAgile 2nd Album 「裏切り挽歌」はこちらから!
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